手探り。
半ば絶チル感想ブログ。
モノノ怪
モノノ怪 壱之巻 「座敷童子」 櫻井孝宏.田中理恵.藤田淑子.塩屋浩三.竹本英史.日比愛子 (2007/10/26) 角川エンタテインメント この商品の詳細を見る |
今見ている中で最も好きなアニメ。といっても、もうじき終わっちゃうんですが。
最初は一目見ただけで「お?」と思わせられるような特殊な絵柄に興味を持ったんですが、ストーリーの方も素晴らしいです。なんとなしに見ているうち、やみつきになりました。
ジャンルはミステリーホラー(?)。「化猫」「座敷童子」「海坊主」等、一編2~3話の話を五編に分けたもので、基本的に人ではないモノにまつわる事件の内で人の妄執や悲劇を描いていくような、そんな感じのお話。
いずれの話も、やりすぎるくらいに細部まで作り込まれてます。登場人物の言動はもちろん、小物、背景の障子の模様、間の取り方、色彩等に所狭しと伏線、象徴、ヒントが散りばめられています。一度見ただけでそれらを全て拾い上げるのは至難の業かと。……誰か考察してる人いないかなぁ。
あと、これは個人的な好みというか趣向の話なんですけど、やっぱり薬売りが好きですね。所謂完成された超人的な人間?なんですけれども、仕草とか言動なんかがやたらと可愛いんですよ。愛嬌があるというか。謎が多い、っていうかむしろ謎しかないトコロも大きな魅力。このキャラの描き方だけ見てもやっぱりこの作品は素晴らしいなぁ、と思うわけです。
さっき「鵺」編を見ていたんですが、「うっかり、うっかり」なんて云いながら頭をぺちん、のあのシーンにはテレビの前でにやけてしまいました。
……なんて長々と紹介してみましたが、残りの「化猫」編をもって終わっちゃうんですよね、この作品。視聴率も深夜番組にしてはそれなりに良好らしいですので、同じスタッフに是非とも二期(三期?)を製作して欲しいところです。
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