第一期終了でとりあえずご存命の方(ニーナの爆弾で租界が吹っ飛んだ可能性を除く)・シュナイゼル
本国に戻っていたので、この人は百パーセント生きてます。腹に一物持っていそうだし、思考エレベータについても何か知っていそうだし、色々と伏線を持ったまま二期まで移行。
「悲しいじゃないですか、人が殺し合うのは」
…嘘くせぇ。・シャーリー
結局最後までルルーシュとはすれ違ったままだったものの、ルルーシュが自分達を殺すはずがないと信じているシャーリー。が、そういった考えが明確にされただけで特に役割のなかった最終話でした。彼女のルルーシュに対する役割はまだあるんじゃないかと思ってます。続編登場希望。
・ミレイ
ミレイさんも特に役割なし。生徒会メンバー三人まとめての役割は一応ありましたが、彼女個人のものではないので割愛。続編にてアッシュフォードの娘という設定とロイドの婚約者という設定は生かされるのか……?
・リヴァル
期待していた活躍なんですが……短っ!いざという時は惚れた女を庇って立つことのできる子だってことは分かったんですが、相変わらずストーリーには絡んでこないのね……。
・ニーナ
爆弾娘(文字通り)登場。正直、この調子なら租界吹っ飛ばしてキャラクターを全員リセットするなんて展開もありうるんじゃとも思ったりしたんですが、予告見ると続編の主役らしき男の子がアッシュフォードの制服を着ているんですよね。つまりアッシュフォード学園はなくならない→爆弾は不発に終わったorロイド達がどうにかした――ってことになるんでしょう。
戦争が終わった後この子がどうなるのかちょいと心配。
・ロイド
ちらりと本音が垣間見えたロイドさん。なんだちゃんとスザクを大事にしてるんじゃないですか。ち。良いよなぁスザクの奴は。
・セシル
ギアス界の数少ない「良心」なセシルさん。カオスった展開の中でその良心ぶりがよりいっそう輝いてた気がするのは私だけでしょうか。あーパイロットスーツ可愛いなぁ。
・ラクシャータ
ルルーシュも罠に嵌めた後ランスロットをちゃんと破壊してから行けばいいのにと(ちょっと本気で)思ったんですが、ランスロットはサンプルとしてラクシャータに譲る約束をしていたようですね。
何か思わせぶりな伏線がちょこちょこ張られ続けている彼女とロイド、セシルとの因縁も二期に持ち越し。
・咲世子
何やらかしてくれるのか楽しみにしてたのに出番あれだけですか…(泣
なんで協力員なんてやっていたのかとか、ルルーシュとナナリーをどう思っていたのかとか、そういうトコ描いてほしかったなぁ。
・藤堂
色々とご愁傷様です。死んでないけど。
戦争が終わる前にルルーシュが租界に戻ってくるのは多分不可能なので、この人がなんとかするしかないんですけど……無理っぽい感じですね。日本側の貴重な戦力なんで(でももうゼロに付くことはないと思いますが)頑張って逃げ延びて下さい。
お亡くなりになった方&一歩手前な方々・コーネリア
ギアスを掛けられたせいであっという間にルルーシュのことを忘れてしまったのがちょっと切なかったです。こんな大事なことでも一瞬でなかったことになってしまうんだから、人の記憶を操る能力ってのはホントに怖い。それは兎も角、今回凄いなぁと思ったところはユフィを失って半ば狂気に走っていてもきちんと公務を果たしているところですよね。この辺ルルーシュには絶対無理なんだろうなぁ、と。まぁナナリーの為に動いているルルーシュと軍人として動いているコーネリアではそもそもの基盤に差があるんですけれども。
とりあえず死亡したというはっきりとした描写がなかったのでご存命かとは思うんですが、マリアンヌの死について聞き出したのでもうコーネリアには役割がない気がするんですよね、脚本的に。大丈夫かなぁ。
・扇
なんか、私的株が急上昇。思えば最初から扇だけはゼロのことを理解しようとしてくれていたんですよね(カレンは理解とはちょっと違う気がするし)。ヴィレッタを拾ったのも彼女がゼロのことを知っていたからだし。そっかそっか。まぁ実際にルルを見ればカレンのように絶望するのかもしれませんが、誰も彼もルルから離れていく中で彼の発言は嬉しかったです。うん。
だから是非この人には生き残って欲しい。チグサさんの為にも。
・ダールトン
残念ながら惨い最期をお迎えになりました。
散り際がショッキングだったのでリストアップ。アレは酷い。マジで酷い。コーネリアを裏切らされたことよりも、ハイドロン砲の一射でゴミのように殺されたその死に方がショックでした。それでもここまで積み重ねてきたモノがあるお陰でルルを嫌いになったりはしないんですけど、この最終話SPだけ見れば本当にまうごとなき悪の権化ですよねこの主人公。これから他作品で悪役を見る目が変わりそうだよ私。
生死不明瞭な方々・ヴィレッタ
ゼロ=ルルーシュ・ランペルージという重要な秘密(って言ってももうスザクとカレンとシャーリーが知ってるけど)を持ったままアッシュフォード学園にて現在行方不明中なヴィレッタさん。というよりも私はチグサさんとお呼びしたいんですけど。
「その後遺症で私はイレヴンなんかと……」って違うぅっ!確かに記憶はなかったけど扇を愛したのはあんたの意思だよ!と叫びたい。物凄く叫びたい。何故か好きだ、扇×チグサ(あくまでチグサと言い張る)。扇を撃った後のあの何ともいえない目が……。
・ジェレミア
すげぇ……!(笑) 何が凄いって、最早ギャグ要因にしか見えない奴が乱入しても命と信念の遣り取りをしているキャラ達の雰囲気を壊さないところが。ていうか今回一番目立ってたのってルルーシュじゃなくてこの人だよね。
コードRの実験体ってことは、C.C.と同じように不死ってことでしょうか。あくまで実験体だから微妙かな。二期生還望む。
・カレン
何故、ゼロの正体がルルーシュ=「私達を騙していたのね」? サクラダイトで人質に取られた後なら兎も角、顔を見た第一声がそれって、カレンはルルーシュを一体なんだと思っているのか。
ラストはカレンがスザクを撃ったに一票。とりあえずルルーシュは生き残るようなので、終了した瞬間ではカレンもちゃんと生きてるんだとは思います。あの後ルルに対してどういうリアクションを取るのかが怖い。
・スザク
「オマエの存在が間違っていたんだ!オマエは世界から弾き出されたんだ!!」
この台詞が今回一番悲しかった。ルルーシュに一番云ってはいけないことを、ルルーシュにとって二番目に云われたくない人間に(一番はナナリーね。彼女に否定されたらルルーシュの生きる意味そのものがなくなってしまう…)言われてしまったという現実。
っていうかさ、ルルーシュは否定されるたびに傷つきながら這い上がってきたって云うのに、何でスザクって作中で殆ど否定されないんだろうね。ルルーシュに守られるわナナリーに愛されるわユフィに生かされるわ上司に恵まれる(?)わコーネリアに後押しされるわ。何か凄まじく理不尽な気持ちになるのは私にルルフィルターが掛かっているせいか?・C.C.
沈まないでぇぇ!! ルルーシュのたった一人の理解者なのに。ずっと傍にいるって云ったのに。あああああ。
火焙りにされても串刺しにされてもギロチンにかけられても死ななかったらしい彼女なので(うああ聞くだけで痛々しい……)、海底に沈んでもいずれ生還してくれるとは思うんですが、だとしても時間が掛かりそうですね。ナイトメアって海深くに沈んだらどうなるんでしょうか。水圧でぐちゃっ、なんてことにならないよう祈っときます。
・ナナリー
ナナちゃんが攫われたせいで黒の騎士団の状況が絶望的になっちゃったんですけど、あのまま学園に一人ってのもかなり危なかった気がします。学園の何処かに「ランペルージ=諸悪の根源」なヴィレッタさんがいるので、たまたま出くわしたりなんかした時には人質に取られることは必須ですからね。
で、最後のあの意味深な映像が物凄く怖いんですけど何なんですか製作者さん。彼女にはサプライズが用意されてるんじゃないかとドキドキしながら待ってるんで、頼むからこんなところで殺さないで下さい。せめてまだ不透明なところのある彼女をもうちょい深く掘り下げて欲しいです。
・ルルーシュ
某キラ様を髣髴とさせられるような第一期フィナーレでした。
やっぱり好きだわルルーシュ。私の好きだった半端な甘さは無くなったけれど、「一番大事なもの」がルルーシュの根底からブレない限り、どんなことになっても誰を殺しても私はこいつが一番好きだ。
結局ユフィについてスザクに弁解はしませんでしたね。過去のことだとかは言ってましたけど。状況的に説明できなかったってのもあるでしょうけど、例え詰問されたってもうルルーシュは本当のことを言う気はないんじゃないかとふと思いました。ユフィを利用して殺した最低な奴という評価を肯定しているというか、そういう自分像を受け入れてしまったというか。
……駄目だ。これ以上はあからさまなルルーシュびいきな文章を長々と書くことになりそうなので、この辺で自重しときます。また別の機会にでも。
その他、マリアンヌについてと最後のシーンについてを書きたかったんですけど、力尽きました。他に書くこともないし、また暇な時に一人語りとかやってるかもしれません。
では、半端なまま終わっときます。ここまで読んで下さった方、有り難う御座いましたっ!
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